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2009年02月10日 10:51 am JST

山谷のカフェ・バッハ

投稿者 伊賀大記
タグ: 経済, 金融危機, 雇用, , , , ,

日雇い労働者の街、東京・台東区山谷。泪橋交差点の近くにコーヒー好きの「聖地」とも呼ばれる喫茶店「カフェ・バッハ」がある。2000年の沖縄サミットの晩餐会で出された「バッハ・ブレンド」。コーヒー嫌いで知られるクリントン米元大統領がそのおいしさに感動しお替りまでしたという。山谷のカフェ・バッハ

店員がきびきびと動き、清潔で明るい店内は、昼間から焚き火をし酒盛りしている人もいる山谷の街とはちょっと異質な雰囲気を漂わせている。

だが、オーナーの田口護氏は山谷で店を開いていることに意味があると話す。

厳しい生活を続けている山谷の人たちにこそ良質なコーヒーを飲ませたい、様々な理由で山谷に流れ着いた人達に交流の場を提供したい、そういう思いで40年間、店を続けているという。

一杯450円。決して安くはないが、ひと時の安らぎを求め多くの山谷の住民が「カフェ・バッハ」を訪れる。急激な景気後退で日雇い労働者の環境も日に日に厳しくなっているものの、なけなしのお金からコーヒー代をひねりだしてしている。

やむを得ず別れた家族と再会する客、職を失ったことを家族に告げることができず日中を過ごす客──「カフェバッハ」は山谷の人達の大切な場となっているからこそ、今でも売り上げは順調に伸びている。

名が売れるにつれ、大手チェーンスーパーやデパートなどからの誘いもあったが断ってきた。「店を急激に大きくすれば商品の質が落ちてしまう。儲けたい一心で本質を見失ってはいけない」─。田口氏は身の丈にあった商いをすることが大切だと強調する。

売り上げが落ち込むこともあった。そういうときはオーナー、従業員ともに給料を減らし雇用を確保してきた。基本的にアルバイトは雇わない。正社員だけだ。「コストはかかっても従業員の質を維持できる」丁寧な応対、行き届いたサービス、業界では「カフェ・バッハ」で働くことは一種のステータスにもなっている。

急激な売り上げの減少に悩む企業、派遣切りなど雇用問題が深刻化している。百家争鳴、全ての人を満足させる答えなどないのだろう。だが「カフェ・バッハ」はあるべきビジネスモデルの1つを示しているのではないだろうか。

22件のコメント

サミットと山谷がどうしても結びつかずHPを見ました。「厳しい生活を続けている山谷の人たち~」
から導き出される一般的なイメージは「体がキツイ仕事をしている人」だと思います。
HPに記載の価格はそんな労働者にとっては昼の弁当や定食並の価格設定です。
珈琲って飲む人は毎日飲む事が多いと思うのですが、
実店舗には上記のような労働者が日々利用できる価格帯の商品があるのでしょうか?
以上は記事内容とHP内容をみて違和感を感じました。

7年一緒に過ごしてる犬についてある時疑問を感じ、
自問した末に犬は家族では無いと認識しました。
でも犬の生態を調べ、肥満を治し前と変わらず遊んでます。家族では無く、パグなので目も合ったこと無い。
けど何かを共有してる瞬間がある。
それでいい。を学んだ気がします。

それで思ったのですが
多くの経営者は従業員は家族だと言います。
本当に従業員は家族でしょうか?
たいていの従業員が経営者より謙虚なのは
なぜでしょうか?

経営者さん考えてみてください。
気付いたことを教えてください。

ビジネスモデルについては
【投稿者 シバシ6カネさん】とほぼ同じ考えです。

- 投稿者 カンカータ

身の丈にあった商いって案外難しそうですね。あるTV番組で吉野家の社長が「会社は社長の人間性以上に大きくはならない」というような発言をされていたことを思い出しました。無理に大きくしようとするとうまくいかなくなるのでしょう。
難しい話はともかく、カフェバッハのコーヒーは僕が今まで飲んだコーヒーのなかで一番美味しいと思ったコーヒーです。コーヒーの美味しさは、コーヒーそのものだけではなく、雰囲気やサービスを含めて総合的なものだと思います。

- 投稿者 よしTea

散歩の途中に時々寄らせていただいています。
たしかにこの店の珈琲は掛け値無しにうまいです。
それは働いている方々の動きひとつ見てとれます。
ただ常連ではないので、喫茶店としては少々緊張しますが(笑

最近地方都市へいくと老舗の喫茶店がなくなっていたりします。
街に溶け込んだ喫茶店がある街はいい街だと思うのですが、寂しい限りです。

- 投稿者 ももち

ちょっと評判がいいとすぐにチェーン店を開いて多くの店でもうけようとする時代にあって、いい話だと思います。店が多くなると品質管理がむつかしくなる、質が落ちると客もひいていく・・がんばってください。

- 投稿者 sh

私も店主の考え方に賛成です
又kemkemさんの意見に賛成
これからもいいお店でいてください
行く機会が有れば立ち寄らせて頂きます。

- 投稿者 totoro

長年の間、従業員をもつ経営者なら気持ちわかると思うけど、赤字なら私財もちだしで従業員のお給料払います。365日*何十年の間、責任を背負い続けることができるからこそ、経営が続くのです。
経営者がお金のこと考えない日は無いと思います。
身の丈とは人によって異なりますが、経営を継続させる責任感じゃないでしょうか。
なんでもそうだと思うけど、その立場になって考えること出来ないと、本質は見えない。ちっとも自己成長できない(TOPになれない)まま一生が終わっちゃうよ。

- 投稿者 0634

政治の不甲斐なさに
庶民の苦労が更に増える

減っていく消費を奪い合う
企業や商店・・

努力に努力を重ね、知恵をふり絞ろうとも
消費の減速は止まらない

それが良いのか悪いのか
神も政府も知る由がありません

- 投稿者 skyport

あたたかいコメントをくだすった皆様に感謝申し上げます。
また取り留めない話を、実際よりカッコよくまとめてくださった記者の方に感謝申し上げます。
まじめにコツコツよい仕事をしようと努力して、適切に評価され光栄です。

- 投稿者 バッハ店主

このご時世にバッハカフェのような信念を持った店があることを知りとても感動しました。今後も様々な事情で山谷で働いている方々の心のオアシスであり続けていただきたいと思います。また、社員は家族であり厳しい時こそお互い助け合いながら生きていくことの大切さを考えさせられました。

- 投稿者 須藤

オーナーの田口さんは山谷の人達もバッハで働く従業員も家族同然と思っているのでしょうね。なかなか出来そうで出来ない事ですよね。
深い愛情が伝わってきます。
これからも頑張って下さい!

- 投稿者 えびす亀太郎

要するに身の丈経営を創業からずーと続けて来たおかげですよね。そう、創業以来ずーと。

長年継続してきた出来上がったシステムを変えるのは大変だと思います。
上場企業なら、株主のために効率と規模追及にひたすら走らざるを得ないし、労働者も大きな会社であればあるほど、給料減に積極的に賛同しますかね?(口先だけなら兎も角)
例えば「人に優しい」会社に変える過程で発生するかもしれない人員カットや給料減を、理念が正しいからと言って労働者は許容できるだろうか。

また敢えて言えば、このお店は雇用を増やす余裕がある時も増やさなかったわけで、雇用確保をあらゆる企業の責務とするならば、社会的には微妙な評価をせざるを得なくなる。
あまり聖人化するのは止めといた方が良いと思いますけどね。

この喫茶店は、これから会社を興す人の良い事例ということで良いのではないでしょうか。

ともかく、店主の本音は「放っといてくれ」と思われます。

- 投稿者 kemkem

元来の日本の個人店舗がこういうスタンスでやって来た筈です。
地元に密着した地元商店街や地域のお店としての店舗。
そういうものが必要なだけではないですか?
だから、大型スーパーや総合テナントなどを規制を撤廃してまで
誘致してきた行政、マスコミ、広告代理店などの失態でしょう。

だからって、その中で生き残った数少ないお店だけを紹介して
『こうすればいい』なんていうのは、間違ったニュースです。

そう思うなら記者自ら、今自分の自宅近くにある個人店舗にいって一つでも多く買い物をするべきでしょう。
それが、地元の収益を改善し、結果地域の活性化へと繋がるでしょう。

まぁ、その地元の繋がりを嫌がるから東京へ人が集中し、そして街の過疎化が始まったわけですから

- 投稿者 kida

> 「店内は、昼間から焚き火をし酒盛りしている人もいる
> 山谷に流れ着いた人達
> なけなしのお金からコーヒー代をひねりだしてしている
> 職を失ったことを家族に告げることができず日中を過ごす客
山谷を見下してるように感じられますが。

> 業界では「カフェ・バッハ」で働くことは一種のステータスにもなっている
どんな業界?

- 投稿者 774

> だが「カフェ・バッハ」はあるべきビジネスモデルの1つを示しているのではないだろうか。

「カフェ・バッハ」のビジネスモデルってどのようなものですか?
たとえば、上場株式会社が「カフェ・バッハ」のまねをすべきだと?
「カフェ・バッハ」を否定しませんが、事業には「スケール」と言うものがあるので、「『カフェ・バッハ』のビジネスモデルをみんなで参考にしましょう。」みたいなしめくくり方は違うだろ。

- 投稿者 774

一言。きっと「カフェバッハ」のコーヒーは美味しいのでしょうね。
代表者の心を感じます。
機会があれば訪ねてみたいと思います。

- 投稿者 samson

厳しい生活を続けている山谷の人たちにこそ安価なコーヒーを飲ませたい、様々な理由で山谷に流れ着いた人達に交流の場を提供し、儲けたい一身で、アルバイトばかりの「マクドナルド」もあるべきビジネスモデルの1つを示しているのではないだろうか。

最近70過ぎの方を清掃婦として雇った店があると聞いた。若い人達から大事にされてとてもうれしいとおっしゃているそうだ。「マクドナルド」もやるじゃないか。

- 投稿者 ショウ・ザマ

山谷という地を知っている私に取って、ここで40年もの歳月を営んできたカフェバッハは、理念がある。無ければここまで続くはずが無い。経営・サービス・提供商品に理念と言う魂が入り込まなければ、誰もが賞賛するはずがないいと思います。味はコーヒーをマシーンで入れれば良いものでは無い。人は、金さえ払えばよいものでも無い、経営者の思入れと拘りがあってこそだ。
これは、老舗と言われるビジネス・モデルの原点かと思います。
頑張れカフェバッハ!

- 投稿者 レオ

儲けたい一心で本質を見失ってはいけない。

この一言に全てが集約されていると思います。
会社は社員全員の生活を支える組織なのだから。

- 投稿者 taka-toshi

『様々な理由で山谷に流れ着いた人達に交流の場を提供したい』この一文は紛らわしいので必要ないのではないかと思います。
気になりだすとこの文があるので腑に落ちない文章になる。
店と山谷の人の交流?山谷の人たち同士の交流?
交流の例文があるならそうなのか~となるのだけれど。
オーナーがこの土地に店を開いている最大の理由の部分ですし。数々のドラマがあるのかと大きな期待で読んでしまいました。オーナーの言葉を記事にした投稿者の方に発行者側から記事への
思い入れで「これってどうゆうこと?」などの疑問を提示してい
れば深い記事になっていたのかと思いますが。

- 投稿者 kiyo

趣味性の強い個人商店の在り方としてはひとつの望ましいモデルなのでしょう。が、我国に於いてあるべきビジネスモデルのひとつとまで普遍化するのは如何なものでしょうか。

- 投稿者 シバシ6カネ

日本人の元来のプライドを絵にかいたお店ですね。残念ですがそんな日本人は今消えつつあります。

- 投稿者 Aya Tokyo

意地汚い経営者ばかりが生き残る日本ですね、

 会社とは社員の生活を支えることが使命だと思うんですが、

安い給料でこき使う自分の私腹を肥やすやつばかりで、

- 投稿者 tutiryu

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