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2009年02月13日 8:59 am JST

経済部、それとも社会部?

投稿者 水野文也
タグ: 経済, 雇用, , , , , ,

連日行われる3月期企業の第3四半期(4─12月)の決算発表に関連する記事で、目立つのが「人員削減」の4文字。業績が悪化している企業では、記者会見でも必ずと言っていいほど、質問が集中していた。

昨年来「派遣切り」などが社会問題になっている状況もあるためか、今回の決算発表シーズンでは、まるで社会部が経済部の領域に踏み込んだかのような質問が相次いでいる。「削減する人員の国内と国内の比率は」「正社員と非正社員の構成比は」──。決算ニュースは、収益よりも人員削減に足場を置いた記事が目立った。

経済部、それとも社会部?

リストラされる人が気の毒なのは言うまでもない。しかし、株主利益を第一に考えるのであれば、企業が合理化を行うのは当然という声がマーケットでは多数派だ。世界に目を転じれば、不況下における雇用調整は日常茶飯事のように行われている。

日本の「派遣切り」についても、企業がいつでも雇用調整ができるように現行法制を最大限に生かして「派遣社員」を雇い、状況が悪化した場合でも、国際競争力を保てるようにしたための結果と分析するアナリストが多い。

「人員削減」を一方的に非難するだけでは、雇用調整が柔軟に行える海外に生産拠点を一段とシフトする企業が増えないとも限らない。その行く末は、雇用も含めトータルで日本経済にマイナスをもたらすおそれも出てくる。

もちろん、雇用調整に関しては、社会部的な視点も必要。問題の根っこにあるのは、しっかりしたセーフティネットを制度として構築しないまま、容易に派遣切りを許すルールにしてしまった行政の怠慢と、指摘する声も労働法制の専門家からは出ている。

企業業績と雇用問題の解決──。企業業績は冷徹なマネーの原理に基づいた経済部の視点で、雇用調整の解決は問題の原点を深く掘り起こす社会部の視点で、それぞれ分けて論じるというのはどうだろう。

(写真/ロイター)

8件のコメント

私も風邪薬で本当に眠くなったことはありましたが、しどろもどろ酩酊ろれつが回らないといったことはなかった。
以前にも読み間違い(うずちゅうではなく歳出と歳入という反意語)があり、それが何に起因しているのかね。
この内閣は日本語のそれも難しい言葉をを知ったかぶりをしてひけらかしているが、ことごとく襤褸をだしている。
小泉さんのように簡易簡潔単語の羅列も困るが、知ったかぶりが一番怖い。
中川さんはビデオを見て自分の姿を診るべきだ。
自ずと自己解決が出来ると思うが如何?(会見で総理のご判断と助けを求めるあたりはさもしいというほかはない)

- 投稿者 島垣 誠一

皆が、あらゆる”場”に派遣されて働く「一億総派遣」。
その派遣会社の社長も事務も皆また派遣社員。
唯一本当の派遣元は日本政府。
皆んーな仲良く公務員。生まれた時から公務員。

- 投稿者 レオナルド猫

労働者をすべて派遣にしていくようにすれば不公平感は無くなっていくでしょう。
派遣社員が、工場だけでなく、農場、牧場、漁場、酒場、戦場、墓場等あらゆる場所で活躍出来るようにすれば、不景気で行場が無くなるのを減らせると思います。

- 投稿者 ショウ・ザマ

そういう風に分けて考える思想、思考が現在の危機を作り出している。
新自由主義の考えの根っこはランド研究所発の「合理的選択論」だと考える。「自由な個人は合理的判断をする。したがって、規制はそれを阻害する。自由な個人は合理的判断をするのだから、それでうまく行く」という考え方だ。
そして、何を追及するかというと「自由な『個人』の最大幸福」という。この個人は世界全体の全ての生きとし生ける個人ではない。その典型がアメリカの常軌を逸した哀れなCEO。自分の所属する会社がひっくり返りそうな事態、多くの人間の首を切り路頭に迷わした責任(そうさせないための最高責任者なのだが)などは微塵も考えない強欲で『個人』の利益しか考えないCEO。
企業は「冷徹なマネーの原理に基づいた経済部の視点」、まさに、『マネーの奴隷』になっている自分が分からない陥穽に落ち込んでいる典型的な発想。何兆と言う金を平気で奪い取る(持ち逃げする)CEOと同じだ。

元々、生産活動は人間の生活・生の連鎖を支えるためにものだ。それが、金儲けに極端に偏向しているのだが、また、それが現在の人類の荒依る危機をもたらしている(貧困、餓死、戦争、地球生命の存続を怪しくする破壊、資源(食、水含む)の開いてかまわずの争奪戦。
世界は「弱肉強食」だと偽りを嘯いている。自然動物、自然界全体をつぶさに見ればそはなっていない。それは、未知の生物も含めての凄まじい多様性が示している。動物は生きるために、それに必要な限度でしか破壊はしない。
『人間』だけが、利益と欲で乱獲、捨てるほどのあらゆる生産物を作り、資源を大量に消耗させ、地球と人類とあまたの生命を危機に陥れている。

まだ気がつかないのか。気がついていても「マネー」という魔物のとりこになって、無視しているのか。100年後、1000年後への想像力の射程がもてないのか。今の利益、どうせ、『人生50年、最大の個人の利益の追求、そうしないと損だ』という。みみっちい精神、哀れな姿である。
人間にだけ与えられた想像力のそういう考え方の虜になっている「特権階級」射程の短さは惨めで、哀れで、哀しくなる。

結論。経済部、社会部はたまたまの分業をしているだけ。本来は「総合部」なのである。小説で言えば「全体小説」。そして、目的は『マネー』ではない。それは手段の一つでしかない。人類の生を豊にし、繋いでいく手段なのである。「儲からなかったら、どうやって生活が維持できるか」という。馬鹿をこくな。
人類はそうしてきた時間のほうが莫大に多い。この考えは、たかだか300年、人類の歴史から言えば「点」。支離滅裂で欲望に囚われ、顛倒し勝手な正当化論理と思い込んでいる哀れな姿。そこから抜け出せないのだ。視野狭窄症候群から早く抜け出すのが、最大の面白く価値ある挑戦課題であるのに。それにしり込みし、ちまちました金にこうだくしている。そんな事態ではないだろう。余りにも、人間が小さすぎる。

- 投稿者 sisonagase

検証する意味で、分けて論じる事は良いと思います。しかし、企業判断で行わなければ成らないのは、株主(投資家)ばかりに経営者が見ていては、結果的に企業の衰退になりかねない事が多いです。このような時代になったときは、収益が落ちるのは当たり前、そこでいかに雇用を守りながら企業が次へのステップを踏むか確りとした方向性を持たねば、雇用を守るでけで重たくなる。私は、分けて論じると一方的な比重がかかると思います。何故なら、現在の経営者は株主重視になり過ぎている。マーケットから何の声が出ようが、自分の会社の今と将来性を、何で勝ち取っていくか、それには犠牲もある。人も切るが、有る程度雇用も守り収益が薄くなっても、人が技術を生み製品を作り販売している成り立ちは崩しようが無い。経営の方向性(指針)を定め、社員がそれに向け切磋琢磨する体制がどの会社でも必要なのでは。経済部と社会部どっちではなく、両方を考え論じる事が大事と思う。難しいが難しい事から逃げては問題解決にはならない。

- 投稿者 レオ

>株主利益を第一に考えるのであれば、企業が合理化を行うのは当然という声がマーケットでは多数派だ。

世界を見れば、そう言った株主第一主義を実行してきた会社が株主から見放され破綻しているのが現実です・・・。

どこの企業も社会貢献を理念にしているのに、株主にのみ貢献することのみが社会貢献なのでしょうか・・・。

本当の社会貢献とはお客様を守ることなのではないでしょうか・・・。

そして企業にとって一番のお客様が従業員さんなのではないでしょうか・・・。

一番の財産が従業員や社員さんなのではないでしょうか・・・。

今、多くの企業がリストラクチャリング(事業の再構築)の意味を履き違えています。事業の再構築なのですから、あらたに事業を構築するのがリストラクチャリングの目的のはずです。

業績が悪くなれば首を切る、そんなことが経営だと言うのなら、それじゃタダの管理人であって経営者ではないと思います・・・。

ある大手企業の会長であり、ある経済団体の会長でもある人が、「早朝4時に起きる。だからメモがなくてもしゃべれる・・・。」などと自慢をされていましたが、その程度のことを自慢すること自体がいかがなものかと思います・・・。

早朝4時に起きる経営者など、わんさとおられますし、メモなしでしゃべれる人など経営者でなくとも沢山おられますよ・・・。

- 投稿者 つっきん

特定の問題を様々な視点から切るというのは問題を解決する上では重要な事だとは思う。
が、それは中の人間がすれば良いことで、外から見た場合は経済or社会or政治or芸能だろうがあまり関係が無いと思われる。が、そんなことを言うと新聞社の人は困るのかな?
多面的に見た情報を収集し、そこから結果を導き出すのは読者であるべきだろう。

雇用問題に関して語るのであれば、日本が抱えている「高齢化」と「少子化」、さらには外国人労働力も一緒に取り上げることが出来ていれば、読み物としては及第点かなぁ……

- 投稿者 EIN

””日本の国が大変だ””>>>何にも出来ない零細企業主が 一言。
 「派遣切り」などが社会問題について もともと派遣会社の組織化には弊害がありました。派遣社員は安易に”好きなとき働き好きな時に遊ぶ”(企業側にも正社員対して非社員の雇用は生産工程に狂いが生じるために非社員の信頼感が希薄な現実ある。)派遣働労者を大量に増やした事に問題が有った。派遣会社を大規模化にた事は サラ金企業を大企業化にして弊害がでた現象と、良く似ている。景気がいい時には大企業にその人材が集まり 日本経済を支えている中小企業や零細企業に人材が集まってこなかった。その結果 優秀な人材が育ちにくくなっているし また 一部を除き過去のように 人材育成が困難になりました。現在のような情況は、社会部問題に発展する事も予期していた現象でありました。 派遣社員は製造業に対しては認めない。派遣社員の雇用保険年金加入の義務化。といった政策が必要だろう。ここでも政策の誤りが如実に露見した感が有りますが>>> 

- 投稿者 まーちゃん

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